水遁の術で潜ったまま丸4カ月を何とかやり過ごし、半年以上前の種撒きが先月開花し、ちょこっと水面に顔を出して周囲を伺い、また足を取られ水遁の術を使わざるを得ない状況、今月も竹筒から水が浸入して来はじめた矢先、8月4日に新規のお客様から媒介を頂戴する事が出来ました。
しかし、その一般媒介を結ばせて頂いた瑞穂の家は、外観写真をネットに掲載した途端に、某大手不動産販売が、業界用語で言う「抜き」に入って来ました。媒介を貰った仲介会社を無視して直接売主様に連絡を取り、購入希望のお客様が居るから案内させて欲しいと談判する訳です。ご縁を結び、一生懸命調査し、媒介を頂戴する努力をした会社を蹴飛ばして、両手数料を掠め取ると云う、噂には聞いていたその会社の伝統技です。常識的にはしてはいけない事です。法律的には問題ないが、道義的にはいけない事、前東京都知事の禿ねずみ舛添みたいな輩です。尖閣諸島の日本の海域に240隻もの集団で押し入って来る漁船に乗った便衣兵みたいな輩です。許さいでか。おっと興奮して喩えが訳分からなくなって来ました。
6日の朝に売主様から設計図を頂戴した折りにその話を伺い、本日2件案内予定があるとの事。「あ~あ、やられた。」と一瞬諦めたのですが、だんだんと腹が立って来まして、ダメでもとで潜在客とも言えないくらい動機の薄いお客様の所にお邪魔しました。そしたら何と、是非とも見学したいと云う話になり、その日の内にご案内することが出来ました。
結果、非常に気に入られ、他社に先駆けて一番乗りでお申し込みを頂戴する事が出来ました。漁民に化けた便衣兵である横やり不動産の魔の手から、何とか我が尖閣諸島を守る事が出来ました。これはただ単に手数料の問題ではありません。信義の問題なのです。売主様に私が売りますと宣言した以上、約束は守らなければいけないのです。横やり不動産はOBが居る会社には仕掛けて来ないみたいですが、当社みたいな小さな会社には襲いかかって来ますね。今回は横やり嫌いなお客様に助けて頂きました。本当に感謝しています。この場を借りて御礼申し上げます。
しかし私はまだ水遁の術の真っ最中の身です。体の廻りに水、口の中にも少しずつ水が流れ込んで来ており、ぐるじい状況に変わりありません。今もお腹が空いてモゴモゴと小さい声しか出ません。買主様には手数料を頂戴し、私が水中から出られ、サンドウィッチを2ケ食した後で腰を90度に曲げながら、「ありがとうございました。」って大きな声で言いますね。
平成28年8月8日
見た目は十分に禿ねずみっぽいカッパ
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