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日記
久しぶりに有り難かった一括査定の結果

 先般一括査定をご利用頂いたお客様に査定書をお送りしました。いつもの仕事の取れない安めの査定価格です。安いと言っても現地周辺も確認し、十分な調査の上、今これ位が当該物件の実力ですよと自信を持ってお知らせするものです。現状は景気が回復し、不動産価格は安倍政権になった頃から上昇し、株価も2万円台をキープしておりますので、地価は落ちる気配はありません。しかしながら、今住宅を必要とされる30才代の方は、今まで給与が良かったと云う時期がありませんでしたので貯蓄も少なく、手が出せる価格には限度があります。実際の売価は売主様の言い値になりますが、高値追いしがちな希望価格に適正なアドバイスをさせて頂く事が私ども不動産仲介の仕事であります。売買が成立しない事には手数料が頂けませんので、天秤の中心に立ったつもりで、査定金額を算出する訳です。その他、先読みすればまだ少しずつ地価は上がると云う気配はありますので、過去の成約事例から考えて、微妙なさじ加減を加える必要があります。

 

 さて、今回は査定書を郵送後、お電話を頂戴しました。関東から名古屋に赴くので当社に寄りたいとのお話です。まずは現地でお会いし物件内部の確認をさせて頂きました。建物がある場合、内部の程度の良し悪しは価格に影響します。しかし、今回は築年数が古い為に解体更地渡しと決まっています。解体費用に影響が出ますので、内部に残置物が無いかの確認です。それから事務所にご来場頂き、お話をお伺いしました。なんと当社の査定金額は、驚きのビリかブービーだったとの事でした。

 

 なんで当社を選ばれたのですかとお尋ねしましたところ、実は既に購入希望の方がおいでになり、長年の付き合いのあるその方から価格を提示して欲しいと言われたとの事で、知合いに不動産業者が居なかったので一括査定サイトを利用されたとの事でした。各社それぞれ回答があり、当社は上記の通り比較しますと安めの価格です。最終的に当社を選ばれた理由は、以前からの知人に購入して頂くにおいて、立つ鳥跡を濁さずで、足元を見て高値で売りつけられたなと思われたくないとの事でした。各社の査定書をよく読み込まれ、当社の査定金額の算出方法やその金額に設定した理由付けに納得されたと仰って頂きました。いつもは仕事の取れない中立的な考え方に基づいた査定書で、久しぶりにお仕事を頂けましたのは非常に嬉しく思えた次第です。売主様は後で恨まれるような事は無いと思える絶対価格を求めておられ、当社の考える中立的な査定金額であれば、買主様が納得した上で購入して頂けるだろうと思われたそうで、それが当社を指名した理由だそうです。当社の査定方法や考え方にご賛同頂いた事が嬉しかったです。

 

 売主様にも損をさせず、買主様にもご納得頂ける査定価格を提示出来て、今回は良かったです。早速買主様に売却希望金額をお伝えしに行きましたところ、即断頂けました。買主様は金額を提示させて頂いた時に笑って下さいましたが、してやったりとか、得したな~と云うほくそ笑むような笑顔ではありません。市場に流通させれば早期に成約する可能性の高い絶対価格だからこそ、笑顔で快諾頂けたのです。実際はもう少し高い金額を提示しても、買主様は嫌な顔をされながらも値交渉が始まり、もう少し高い金額でも購入して頂けたのかもしれませんが、買主様に笑顔でご了承頂く事を売主様も希望されていましたので、今回はこれで良かったのです。売主様はくれぐれも相手の足元を見るような事はされませんでしたし、買主様はこの価格に決めた売主様の心の在り様を見られてご判断されました。すべからく契約はお互いが笑顔で行えるようにするのが仲介業者の務めです。今回は共に喜んで頂けた事が、私の喜びとなりました。

 

 因みに、今回の話の中で査定書は拝見はしませんでしたが、他社の一番高い査定金額をお伺いしましたところ、何と15%以上も高かったです。しかも坪単価は101万円との事で、坪100万円の限の良い数字だったら他社に負ける可能性があるので、坪1万円上乗せしているところが壺にはまりました。考え方は分かりますが、しかしそれは入札物件を購入したい時の考え方です。仲介が仕事欲しさにやるべきことではありません。大手の仲介業者さんは媒介契約を数多く取る事を考えます。在庫をストックしたいからです。売れなければ3ヵ月後、半年後と媒介契約の更新の際に価格を下げる交渉をして来ます。このような高値誘導査定にお客様が引っ掛けられた場合、時間ばかり食って売主様の今後の予定が狂わされてしまいます。イライラも募りますし、短期間に売れないとなりますと、売主様に取りまして良い事は何一つございません。半年も経ちますと売主様がクレーマー扱いとなって、価格を下げないのだったら別のところで売って貰って結構ですよと云う態度を取るようです。そこで怒って媒介契約を更新しない売主様と、この段階で仲介業者にハシゴを外されたら売れずじまいになってしまうのでは?と云う恐怖心から、再度下げた価格で媒介契約を更新する売主様に分かれます。

 

 しかしここは売主様は怒るところです。よくも人の欲に付け込んだいい加減な査定価格で釣りやがって・・・と小一時間。いつまでに売却したいのかによって売出価格は変わって来ますが、その物件の実力を示す本質的な価格は有るのです。当社はその実力金額を査定価格をしてお客様に提示するよう心がけております。いつも査定には2~3日程度時間をかけて査定しており、売主様に金額をお伝えするのが遅くなるのが欠点なのですが、じっくりと売主様が損をしない程度に早期売却の可能性を考えながら査定をしておりますので、1日置いたカレーのようなコクのあるたけのこ不動産の査定金額を是非ともお役立てして頂ければと思います。たけのこ不動産の査定金額を腹に含んでおいて頂ければ、高値売り出しでスタートを失敗したとしても、直ぐに修正出来ることでしょう。それから話は戻りますが、怒った後はたけのこ不動産に駈込みご乗車願います。時間を取り戻す為に改めて売り方を考え、急いで売買急行列車を発車させたいと思います。

 

 今回のお話は中立的な実力金額を査定価格としていた「たけのこ不動産」の新澤が、ついの日の目を見たと云う、結果自慢話となりました。お目汚し致しました。

投稿日:2017/08/04   投稿者:新澤 三男